重要文化財「菅田庵」で松江の歴史に浸る

 
有澤さん(右端)の説明に目を凝らす参加者
歴史深い建物の数々
歴史深い建物の数々
燦燦会が地元文化財を鑑賞
重要文化財『菅田菴』で松江の歴史に浸る


くにびき地区本部と 164 の企業、団体で構成する「燦燦会」(松浦嘉昭会長) は 11 月 7 日、10 日の二日間、「地元文化財鑑賞会」として、菅田町にある重要文化財『菅田菴 (かんでんあん) 』の見学を行いました。
この鑑賞会は会員相互の親睦を深め地元文化財の観賞による知識向上を目的として企画されました。
当日は、23 の企業より 33 名が二日間 (計 3 回) に分かれて参加。十三代目当主、有澤一男氏の説明を聞きながら御風呂屋、菅田菴、向月亭を見学。寛政 4(1792) 年頃の創建当初から、ほぼ変わらない建物に様々な想いを巡らせました。
見学後には、くつろぎの間でお抹茶をいただきながら、色づき始めた木々ときれいに手入れされた庭園越しに見える松江の景観を眺め、心安らぐひとときを過ごしました。
参加者からは、「地元文化財をきちんと見学する機会はなかなかないので、大変有意義だった」「県外出身のため、松江の魅力を知ることができ、良い機会だった」などの声が寄せられました。